社会保険関係手続の電子申請の機能改善が行われています(2022/10/5)
10月1日より、マイナポータルのフォーマット切替えに対応し、日本年金機構の届書作成プログラムへの一部機能の追加等行われています。
具体的な内容は次のとおりです。
●届書作成プログラムのバージョンアップ
Ver.27.00が日本年金機構ホームページに掲載され、Ver.26.00以前の旧バージョンによる申請はできなくなっています(旧バージョンで作成した届書は、システムチェックにより自動返戻されます)。
なお、上記バージョンアップの主な内容は、「健康保険被扶養者(異動)届/国民年金第3号被保険者関係届」および「国民年金第3号被保険者関係届」に、被保険者の署名を省略できるようにする「届出意思確認済み」のチェックボックスの追加です。
チェックボックスに「1」を入力すれば、備考欄への届出意思確認済みである旨の入力は不要となります。
●法改正や処理方式の見直しによる届書様式の変更
変更対象となっているのは、次の届書です。
・育児休業等取得者申出書(新規・延長)/終了届
・産前産後休業取得者申出書/変更(終了)届
・適用事業所名称/所在地変更(訂正)届
・事業所関係変更(訂正)届
・新規適用届
・適用事業所全喪届
・任意適用申請書
・任意適用取消申請書
・保険料口座振替納付(変更)申出書
・保険料口座振替辞退(取消)申出書
・特定適用事業所該当/不該当届
また、10月3日、次の社会保険関係手続の電子申請の機能改善に関する案内が掲載されました。
【10月3日】
●「届出意思確認済」欄の追加に伴う届書の一覧表の更新
上記の欄の追加に伴い更新されています。
【10月5日】
●システムによる自動チェックの追加
届書に係るシステムによる自動チェックが追加され、記入漏れ等による返戻作業の自動化が行われます。
●電子通知書のレイアウト変更
健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得確認および標準報酬決定通知書等の電子通知書には、これまで1枚に複数名が記載されていましたが、被保険者1名ごとの通知書へとレイアウトが変更されています。
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