お知らせ

「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の改訂版パンフレット等が公表されています(2022/10/4)

10月3日、厚生労働省は、7月に改定した副業・兼業の促進に関するガイドライン(以下、「ガイドライン」といいます)のパンフレット・リーフレットを公表しました。

パンフレットは次の構成となっていて、これから副業・兼業に取り組む場合には、基本的な流れを実践的に活用できる各種様式例などを交えて紹介しているの解説を見てほしいとしています。

 はじめに(企業のみなさまへ/労働者のみなさまへ)
 「副業・兼業の促進に関するガイドライン」わかりやすい解説
 「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(補足付き)
 副業・兼業に関する裁判例
 相談窓口・セミナーのご案内

では、兼業・副業を認めるにあたっての流れが、次のように規定例や書式例とともに示されています。

STEP1 就業規則等の整備
 ・モデル就業規則(抜粋)
 ・副業・兼業に関する届出様式例
STEP2 副業・兼業に関する届出
 ・副業・兼業に関する合意書様式例
STEP3 副業・兼業の内容の確認
STEP4(A) 所定労働時間の通算(原則的な労働時間管理の方法)
STEP4(B) 管理モデルの導入(簡便な労働時間管理の方法)
 ・管理モデル導入(通知)様式例
STEP5(A) 所定外労働時間の通算(原則的な労働時間管理の方法)
STEP5(B) 管理モデルの実施(簡便な労働時間管理の方法)
STEP6 健康管理の実施

また、リーフレットは企業向けと労働者向けの2パターンがあり、企業向けではガイドラインのポイントを次の3つに簡潔にまとめています。

基本的な考え方
労働時間の管理
労働者の健康確保