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派遣労働者の待遇を労使協定方式で決定する場合の「令和7年度の一般賃金水準(一般基本給・賞与等)」が示されました(2024/8/28)

8月27日、厚生労働省より、令和7年度に適用される「令和6年度の一般賃金水準(一般基本給・賞与等)」が示されました。

改正点として、一般賃金水準(一般基本給・賞与等)の算出にあたって用いる「厚生労働省編職業分類」が令和4年4月に改定され、令和5年度分から改定後の職業分類により数値が集計されており、令和7年度適用分の一般賃金水準から改定後の職業分類を用いて算出される、というものがあります。


【一般賃金水準(一般基本給・賞与等)の状況】(基準値:0年目)
職業安定業務統計を活用した一般賃金水準
 → 1,248円(+30円)
 → 昨年度より上がる職種:-職種 下がる職種:-職種
賃金構造基本統計調査を活用した一般賃金水準
 → 1,320円(+44円)
 → 昨年度より上がる職種:85職種 下がる職種:44職種

【一般賃金水準に用いる各指数等】 ( )書きは令和6年度の数値
賞与指数:0.02(0.02)
能力・経験調整指数:0年 100.0
           1年 116.0(115.1)
           2年 124.3(126.2)
           3年 127.0(128.1)
           5年 133.0(134.9)
           10年 149.4(147.0)
           20年 179.3(183.1)
学歴計初任給との調整:12.6%(12.6%)
一般通勤手当:73円(72円)
退職手当に関する調査:「就労条件総合調査」(厚生労働省)「賃金事情等総合調査」(中央労働委員会)を更新
退職金割合:5%(5%)