お知らせ

「日本年金機構からのお知らせ」10月号について(2022/10/21)

10月20日、日本年金機構より「日本年金機構からのお知らせ」10月号が公表されました。

今号の内容は、次のとおりです。

制度改正:在職中の老齢厚生年金を受給中の方へ、在職定時改定のお知らせを送付します
お知らせ:勤務期間要件の取扱変更について
お知らせ:短時間労働者の適用拡大について<資格取得届提出のお願い>
ご案内:毎月の社会保険料額等の情報をオンラインで受領・確認できるサービスの開始

上記のうち、社会保険の適用拡大に伴う内容はこれまでに案内されているものと変わらないことから、次の2つをピックアップして紹介します。

制度改正:在職中の老齢厚生年金を受給中の方へ、在職定時改定のお知らせを送付します】
令和4年度から導入された在職定時改定について、令和4年9月1日(基準日)に在職中の65歳以上70歳未満の老齢厚生年金の受給者の方は、65歳到達日から令和4年8月までの被保険者期間を追加して、令和4年10月分から年金額が改定されます。

この年金額改定のお知らせ(支給額変更通知書)が、11月上旬に送付されるそうです。

ご案内:毎月の社会保険料額等の情報をオンラインで受領・確認できるサービスの開始】
令和5年1月から、毎月の社会保険料額等の情報(社会保険料額情報、増減内訳書、届出に必要な被保険者データ等)をオンラインで受領・確認できるサービスの開始が予定されていて、GビズIDでe-Govから電子申請を利用している場合、サービス開始後はすぐに利用できるということです。

このサービスのメリットとして、次の3つが挙げられています。

各種情報の受領・確認がオンライン上で完結するため、電話による郵送依頼や毎月の社会保険料額の確認が不要(初回の利用登録以降は、定期的に受領可能)
毎月の社会保険料額を納入告知書等が到着する前に確認できる
電子申請に活用できる被保険者データをオンラインで取得できる