お知らせ

キャリアアップ助成金と人材開発支援助成金を申請する場合の計画届が一本化されます(2023/1/25)

1月23日に開催された第55回労働政策審議会雇用環境・均等分科会では、令和5年度からキャリアアップ助成金と人材開発支援助成金を申請する場合の計画届を一本化する方針が示されました。

これにより、キャリアアップ助成金(正社員化コース)と人材開発支援助成金を活用して正社員化する場合、キャリアアップ助成金での「キャリアアップ計画届」の提出が不要となり、支給決定までの流れが次のように変わります。

 人材開発支援助成金の訓練計画届提出
 訓練の実施
 訓練実施後に正社員化するとともに、訓練分の助成金を申請→審査→支給決定
 正社員化して6カ月雇用した後、正社員化分の助成金を申請→審査→支給決定

なお、キャリアアップ助成金(正社員化コース)については、令和4年度第二次補正予算による次の拡充が、令和5年度も継続することが予定されています。

助成金の金額(1人当たり)の拡充
 → 人材開発支援助成金の人への投資促進コース(定額制訓練)、人への投資促進コース(自発的職業能力開発訓練)の訓練加算額を9万5,000円から11万円に引上げ

加算の対象となる訓練の拡充
 → 人材開発支援助成金のうち、(1)特別育成訓練コース(正社員化向け訓練等)、(2)人への投資促進コース(自発的職業能力開発訓練 等)、(3)特定訓練コース(ITSSレベル2訓練) に加え、(4)事業展開等リスキリング支援コースを加算対象として追加