お知らせ

パスポートのオンライン申請導入等に関するパブリックコメント募集が行われています(2022/8/22)

8月13日、外務省は、旅券法施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメント募集を開始しました。

これは、先の国会で成立した改正旅券法により、パスポートの申請手続の一部等をオンラインで行えるようにするのにあわせて旅券法施行規則の一部を改正するものです。

次の4つが改正項目として挙げられています。

(1)旅券の発給申請手続等の電子化に係る関連規定の整備
 → 電子申請の範囲や手続の具体的な方法、電子申請の導入に伴う現行制度の変更等

(2)査証欄の増補の廃止に伴う関連規定の整備
 → 査証を貼り付けるページが足りなくなった場合のページの追加を廃止し、有効期間が元の一般旅券の残存有効期間と同じ旅券(以下、「残存有効期間同一旅券」といいます)の申請を行うこととするのにあわせて、現行の記載事項変更の申請時に用いる別記様式を、残存有効期間同一旅券の申請を行う際に使用する別記様式に改訂

(3)旅券の失効に係る例外の判断基準に係る規定の整備
 → コロナ禍で帰国できない申請者が発行から6カ月以内に旅券を受け取れず失効していた問題等に対応して、国外において申請者が一般旅券を受領することができないやむを得ない事情の判断基準に関する規定を設ける

(4)大規模な災害に際しての手数料の減額又は免除に係る規定の整備
 → 減免の対象となり得る国内および国外における申請の基準や申請に際する提出書類に関する規定を整備

今後は、令和4年9月に公布された後、令和5年3月より施行される見通しです。