ホワイトカラー対象の職業能力診断ツール「ポータブルスキル見える化ツール」とあわせてキャリアコンサルタント向け活用教材の提供が開始されています(2022/4/22)
4月21日、厚生労働省は、ミドルシニア層のホワイトカラー職種の人がキャリアチェンジ、キャリア形成を進める際の使用を想定した「ポータブルスキル見える化ツール」とあわせて、キャリアコンサルタント向け活用教材の提供を開始したことを明らかにしました。
「ポータブルスキル」とは、職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持運びができる職務遂行上のスキルのことで、「仕事のし方(対課題)」に関する5要素と「人との関わり方(対人)」に関する4要素の、計9要素からなります。
【仕事のし方】
・現状の把握
・課題の設定
・計画の立案
・課題の遂行
・状況への対応
【人との関わり方】
・社内対応
・社外対応
・上司対応
・部下マネジメント
ツールは15分程度の入力で診断結果が得られ、自身では気付くことが難しい強みや持ち味を活かせる職務や職位の確認に繋げることをねらいとしています。
また、キャリアコンサルタントなどの支援者が行う相談支援の際にこのツールを活用しやすくするため、次のようなマニュアルと映像教材も提供されています。
【活用マニュアル】
1 ポータブルスキル見える化ツールの概要
2 ポータブルスキル見える化ツールの機能・使い方
3 キャリアコンサルティングでの活用の工夫点と相談者のイメージ
4 job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))との連携について
【キャリアコンサルタント等支援者向け映像教材(基礎編・13分32秒)】
1 ポータブルスキル見える化ツールとは
2 対象者・利用場面と想定する効果
3 診断の流れ
【キャリアコンサルタント等支援者向け映像教材(応用編・18分20秒)】
1 キャリアコンサルティングにおける本ツール活用で得られる効果
2 診断の流れ
3 診断ツールの入力方法
4 診断結果の表示
5 各シーンでの活用の工夫
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